このコーナーではファーマーズマーケット「まんま〜じゃ」で活躍する《食育ソムリエ》の方々の、お勧めの旬の農産物をご紹介してもらいます♪
でも「食育ソムリエってなあに??」という方の為にまずは簡単に《食育ソムリエ》のご紹介。《食育ソムリエ》とは、生産者と消費者のお互いの理解を深める「コーディネーター」となる人のこと。野菜や果物の基礎知識や選び方、調理・保存方法などを学び、認定試験で合格すると《食育ソムリエ》になれるんです!!
第6回目の農産物は【くきたち菜】です♪
【くきたち菜】
春の訪れを知らせる野菜【くきたち(茎立)菜】。古くから栽培されていたカブナの仲間で、春先に花茎が伸び出した菜を【くきたち菜】と呼んでいました。昭和初期頃までは全国各地で盛んに栽培されていたため、それぞれの地域で呼び名は異なり、【くきたち菜】のほかに、「吹立(ふきたち)菜」、「てんば菜」、「唐菜」などと呼ばれているそうです。その名前の由来もユニークで、「吹立菜」⇒春になると一斉に花軸(花をつける茎)が吹き上がるように出てくるから。「てんば菜」⇒塩漬けにしても重石の下からニョキニョキと茎を伸ばしてくる姿が「おてんば娘」みたいに元気だから。など様々。ですが、どの名前も【くきたち菜】の寒さにも負けない力強さを表しているようですね。 |
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・葉の色が濃くみずみずしく、ピンと張りのあるもの。
・葉の形は丸みがあり、大きすぎないものの方が柔らかいでしょう。
・菜類は長期間の保存には不向きですので、なるべく早めに使い切りましょう。保存の際は切り口を下に向け、縦にして冷蔵庫に入れましょう。
・新鮮なうちに湯がいて冷凍にすると、色も味も長く保てます。
※湯がいたくきたち菜を日干しして、冷凍する場合もあるそうです。
■生産者からのMessage■
会津若松市町北町荒久田は「荒久田くきたち」の産地として有名です。一説によると明治時代から栽培がされていたそうで、とても古い歴史があります。
私の家では20アールほどくきたち菜を作っています。くきたち菜は9月末頃から種を蒔き始めますが、この作業も丁寧にやらないといけません。種を蒔く段階から愛情を持って育てることで美味しいくきたち菜を作るわけです。
露地栽培で作るくきたち菜は厳しい会津の冬を越えなければなりません。しかし、雪が上に覆いかぶさることでくきたち菜の葉の部分に甘みがたまり、より美味しいくきたち菜ができるんですよ。
収穫作業が一番大変ですが、「春が来た!」という喜びで嬉しく作業できます。3月中旬頃がもっとも旬の時期です。春の香りが漂うくきたち菜を存分に楽しんで下さい♪
くきたちトマロール
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(vol.25 2012/03/17発行)

